【衝撃】小金井刺傷事件・冨田真由の現在が判明!視界半分の後遺症も初証言で明かされた意外な真相

冨田真由 現在

2016年に自称ファンの男によって全身20箇所以上をナイフで刺された冨田真由さんの現在の状況が新たに明らかとなりました。事件から8年が経過した現在も続く後遺症の実態と、2024年10月に行われた法廷証言の詳細について報告します。

この記事でわかること

  • 冨田真由さんの現在の身体的・精神的状況
  • 視野障害と口の麻痺の深刻な後遺症
  • 2024年10月の法廷証言の衝撃的内容
  • PTSD症状による日常生活への影響

冨田真由さんのプロフィール

  • 本名:冨田真由(とみたまゆ)
  • 生年月日:1995年10月12日
  • 出身地:長野県
  • 身長:158cm
  • 所属事務所:有限会社マージ(現在)
  • 職業:シンガーソングライター、元アイドル
  • 出身大学:亜細亜大学経営学部経営学科

冨田真由さんは2011年にアイドルグループ「シークレットガールズ」のメンバーとして活動を開始し、特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」への出演など女優としても活躍していました。事件当時は大学3年生の20歳で、シンガーソングライターとして精力的にライブ活動を行い、将来を期待される若手アーティストでした。

8年が経過した現在も続く深刻な後遺症

視界が半分失われて読書も困難に!日常生活にどれほどの支障が?

冨田真由さんは事件により顔面、首、胸部など20箇所以上を刺され、現在も重篤な後遺症に苦しんでいます。特に深刻なのが視覚障害で、視力低下と視野狭窄により日常生活に大きな支障を来しています。

視野障害による生活への影響

最も深刻な後遺症の一つが視野の欠損です。左目の視界が半分以上欠けており、「少し歩くと人や物にぶつかりそうになる」状態が続いています。趣味だった読書も困難で、「本の内容が頭に入らず、毎日同じページを繰り返し読んでしまう」という深刻な状況を母親が証言しています。

視野障害により一人での外出がほとんどできず、必ず家族や友人の付き添いが必要な状態です。

口の麻痺と音楽活動への影響

口の麻痺により「歌うことも食べることも苦痛」な状態が続いており、シンガーソングライターとしての夢を奪われた形となっています。また、右足の親指にも麻痺が残り、思うように体を動かすことができません。

2017年の裁判で冨田さん自身が語った言葉は多くの人に衝撃を与えました。「毎日リハビリを続けていますが、思うように体が動きません。歌うことも食べることも口にまひが残り、苦痛です」と、当時の苦しい心境を明かしています。

2024年10月の法廷証言で明かされた新事実

2024年10月30日、東京地裁で行われた民事訴訟において、冨田真由さんは事件後初めて法廷での証言に立ちました。約5年の長期審理を経て、ついに本人が口を開いたこの証言は大きな注目を集めています。

傍聴席と証言台の間には遮蔽措置が取られ、冨田さんは「か細い声」で証言したと報じられています。

警察対応への強い不信感

法廷で冨田さんは「裏切られた気持ち」と語り、当時の警察対応への強い不信と失望を明かしました。事件前から加害者の執拗なつきまといやSNSでの脅迫的な投稿に恐怖を感じており、「殺されるかもしれない」との危機感を持って警視庁武蔵野署に相談していたと証言しています。

「私と同じように不安や恐怖を感じている人たちが、安心できる世の中になってほしいとの思いで裁判を始めた」

引用:冨田真由さんの法廷証言

相談の際には、印刷したSNSの書き込み71枚、スマートフォンで保存した画面70枚を証拠として提示し、被害の切迫性を訴えていたといいます。しかし、警察側の対応は形ばかりで、実質的な対策は講じられませんでした。

PTSD症状による日常生活の困難

身体的な後遺症と同様に深刻なのがPTSD(心的外傷後ストレス障害)による精神的な症状です。事件から8年が経過した現在も、日常生活のあらゆる場面で恐怖に苛まれています。

日常動作への恐怖反応

特に「人がバッグやポケットに手を入れる」などのごくありふれた動作が強烈な恐怖を引き起こし、「刃物を出すのではないかという想像にかられてパニックになる」状態が続いています。テレビで似た事件を見た時や、通りすがりの人の行動など些細なきっかけでフラッシュバックが発生することもあります。

母親の証言によると「娘は家でも『助けて』と叫んだり、泣いたりする時がある」とされ、家庭内でも安心できない状況が続いています。就寝時には悪夢や記憶の再現に悩まされ、「加害者が夢の中で何度も襲ってくるので眠れない」という深刻な睡眠障害も抱えています。

「私が必死で訴えた言葉をなかったことにされ、すごく悲しく、傷ついた」

引用:警察官の証言に対する冨田さんの反応

外出への制限と社会的孤立

現在も単独での外出がほとんどできず、外に出る際には必ず母親や友人に付き添ってもらう必要があります。コンビニに行くのも「買う物をネットで事前に調べてダッシュしてやっと行って来られる状態」と精神科医が証言しており、社会参加が著しく制限されています。

人混みの中では加害者と同じような雰囲気の人物を見かけるだけで、全身が硬直して動けなくなることもあるとされています。

損害賠償請求と長期化する法廷闘争

2019年7月、冨田真由さんと母親は警視庁を管轄する東京都、当時の所属事務所、加害者の男性に対して計約7600万円の損害賠償を求めて提訴しました。

争点となる警察の対応義務

今回の民事裁判の主な争点は、冨田さんが事件前に警視庁武蔵野署に男のつきまといについて相談した後、警察がどの程度の切迫性を認識し、対応策をとるべきだったかという点です。事件2日前にもライブの出演情報などを伝えていたにもかかわらず、加害者への警告やライブ会場周辺のパトロールなど、事件を防ぐために必要だった職務を怠ったと主張しています。

警視庁は事件後に早急な安全確保が必要と判断すべきだったとの検証結果を公表し、冨田さんに謝罪しています。しかし、訴訟では賠償責任を否定しており、審理は長期化しています。

提訴から約5年が経過しても解決に至らず、被害者の苦痛が長期間続く状況となっています。

加害者の現在と社会復帰への懸念

加害者の岩崎友宏受刑者(現在36歳)は殺人未遂などの罪で懲役14年6カ月の判決を受け、現在服役中です。2017年2月に東京地裁で言い渡されたこの判決に対し、被告側は一度控訴したものの後に取り下げ、判決が確定しています。

しかし、この刑期については「たった14年か」という声も多く、14年後に加害者が社会復帰した際の再犯への懸念も根強く残っています。冨田さんは裁判で「一生刑務所にいて欲しい」と述べており、被害者の不安は解消されていません。

事件は2016年5月21日に発生したため、順調にいけば2030年頃に刑期満了となる見込みです。

芸能界復帰への道のりと現在の活動

事件以降、冨田真由さんは芸能活動を停止しており、現在も復帰の目処は立っていません。事件前まで精力的に更新していたTwitterや公式ブログも、事件当日の2016年5月21日を境にピタリと止まったままです。

本人は再びシンガーソングライターとして復帰したいとの想いを強く持っているとされ、リハビリに励んでいるという情報もありますが、身体的・精神的な後遺症により、現実的には非常に困難な状況が続いています。

友人から見舞いの連絡があっても「顔が傷だらけになっちゃったから」と話し、会いたがらないという状況も報告されており、社会復帰への道のりは険しいものとなっています。

手の傷跡もくっきりと残っており、日常的に事件の記憶を呼び起こす要因となっています。

ストーカー対策の課題と社会への警鐘

この事件は日本社会におけるストーカー対策の不備を浮き彫りにし、被害者保護の重要性について議論を呼びました。冨田さんのケースは、事前に相談があったにもかかわらず十分な対策が取られず、最悪の結果を招いた典型例として注目されています。

2024年の法廷証言で冨田さんが述べた「私と同じように不安や恐怖を感じている人たちが、安心できる世の中になってほしい」という言葉は、現在もストーカー被害に苦しむ多くの人々への力強いメッセージとなっています。

事件から8年が経過した現在も、冨田真由さんは心身の後遺症と闘い続けています。一日も早い回復と、二度と同様の事件が起きないよう、社会全体でのストーカー対策の充実が求められています。

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