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ロック界の伝説・矢沢永吉(75)の現在の妻であるマリアさんの存在が再注目されています。永ちゃんを35年間支え続けた美貌の元モデルは、実は壮絶な過去を持つ実業家でした。離婚歴、前夫との死別、そして矢沢との出会いまで、知られざるマリアさんの人生に迫ります。
この記事でわかること
- 矢沢永吉の妻マリアの詳細プロフィール
- 前夫・熊谷登喜夫氏との結婚と死別
- 矢沢との不倫から再婚までの経緯
- 35億円借金時代を支えた名言集
矢沢マリアのプロフィール
- 本名:矢沢マリア
- 出身地:アメリカ合衆国
- 血統:アメリカ人クォーター
- 元職業:モデル・実業家
- 配偶者:矢沢永吉(1990年〜)
- 子供:娘・洋子、息子2人
- 離婚歴:あり(前夫・熊谷登喜夫)
マリアさんは矢沢永吉さんの4歳年下で、アメリカ人とのクォーター、元モデル、実業家です。1980年当時、週刊誌で取り上げられた際は28歳の若手実業家として紹介されており、都内でフランス料理店を経営していました。
美しい容姿と共に芯の強さを持つ女性として知られ、物事をはっきりと伝える率直な性格で、矢沢さんに対しても媚びることなく接する姿勢が多くの人々を魅了しています。この毅然とした態度こそが、矢沢永吉の心を掴んだ決定的な要因でした。
前夫・熊谷登喜夫との結婚生活
マリアさんの元夫は、なんと装苑賞受賞の天才デザイナーだった!
マリアさんの元旦那は、熊谷登喜夫さんというファッションデザイナーです。熊谷氏は「装苑賞」を受賞するなど、ファッション業界で輝かしい実績を持つトップデザイナーでした。
熊谷登喜夫氏は、コシノジュンコ、高田賢三、山本寛斎、山本耀司など数多くの著名デザイナーを輩出した装苑賞を受賞した実績があり、国内外で活躍された売れっ子デザイナーでした。
マリアさんはモデルとして活動していた際、仕事を通じて熊谷さんと出会いました。しかし、その後2人は別々の道を歩むことになり、熊谷さんは1987年に膵臓癌のため43歳という若さで亡くなりました。
矢沢永吉との運命的な出会い
矢沢永吉さんと現在の嫁であるマリアさんの出会いは、1977年か1978年頃、矢沢さんが海外活動を行っていたロサンゼルスでのことです。当時のマリアさんはモデルとして活躍しており、アメリカ人の血を引く美しさとスタイルを持つ魅力的な女性でした。
不倫関係から結婚まで
矢沢永吉さんは当時、1972年に結婚した前妻・すみ子さんと夫婦関係が悪化していた時期でした。当時の矢沢永吉さんは家庭で孤独なだけでなく、仕事の面でも不安定な時期を迎えていたということで、マリアさんのように強くて自信溢れる女性に惹かれたのです。
2人の不倫が世間に知られるようになったのは1980年頃でした。週刊誌では「空港で謎の美女と楽しそうに過ごす姿」として報じられ、矢沢さんと前妻、マリアさんの複雑な関係が頻繁に取り上げられました。
「当時超絶人気を誇っていた矢沢永吉さんは女性には困りませんでしたが、マリアさんは超人気スターの矢沢永吉さんに対しても毅然とした態度で媚びることもなかった」
引用:X
1985年には、マリアさんが矢沢永吉さんの子供を産むと、それから4年後に、ついに矢沢さんは嫁・すみ子さんと離婚に踏み切ります。そして1990年、2人はアメリカ・カリフォルニア州のサンタバーバラで挙式し、夫婦として新たなスタートを切りました。
矢沢永吉は前妻・すみ子さんに「ポルシェ3台分」という巨額の慰謝料を支払ったと言われています。
35億円詐欺事件とマリアの支え
絶望から立ち直らせた名言
1998年、矢沢永吉さんは信頼していた部下による詐欺で35億円の借金を背負うことになりました。当時、矢沢さんは絶望感から酒に溺れていましたが、マリアさんは毅然とした態度で支え続けました。
「あなた知ってる?人を恨まば穴ふたつって。35億円は大変だけど、矢沢永吉が本気を出したら返せない額じゃない」
引用:インスタグラム
この言葉に矢沢さんは「マジで?」と3回も聞き返したそうです。心から矢沢永吉という人間を信じ、支え続けていく決心があるからこそ言える言葉でした。
人生を変えた助言の数々
マリアさんは他にも数々の名言で矢沢永吉さんを支えました。
「過去は忘れて、許したあげなさい。自分が苦しいだけだから。」
引用:X
「ジーンズも似合うけど、アルマーニも着こなせる、そういう男にならなきゃ」
引用:X
矢沢永吉はファッションやマナー、お金の使い方までマリアさんから教わったと語っています。
現在の家族と矢沢への影響
3人の子供たちとの関係
矢沢永吉さんと嫁・マリアさんの間には、娘の洋子さんと2人の息子さん含めて3人の子供がいると言われています。特に1985年に誕生した洋子さんは、現在は歌手として活躍しています。
洋子さんは現在、PIGGY BANKSというバンドのボーカルをされています。夫のU.Gと長女(2)、次女(1)との仲良し”家族ショット”を公開するなど、幸せな家庭を築いています。
楽曲「MARIA」への想い
夫である矢沢永吉さんは矢沢マリアさんのために楽曲「MARIA」を手掛けています。1996年に発表されたこの楽曲には、彼女への深い愛情と感謝の気持ちが込められており、ファンの間でも非常に人気の高い作品となっています。
また、1979年に発表された楽曲「過ぎゆくすべてに」の歌詞にも「マリア」という名前が登場し、また矢沢さんの楽曲「Morning Rain」にも「待つひとがいる Mrs.M」という表現があり、これがマリアさんを指しているのではないかと噂されています。
現在も続く支えと絆
現在、マリアさんは矢沢さんのサポートや私生活のマネジメントを行い、彼のキャリアと家庭生活を両面で支え続けています。矢沢永吉さんは彼女について、「家庭を大切にし、温かい心を持った女性」と語っており、その支えが彼の成功の陰にあることを強調しています。
結婚から35年が経過した現在でも、マリアさんは矢沢永吉さんにとって精神的な支柱であり続けています。2025年現在も75歳でライブ活動を続ける矢沢永吉の原動力には、間違いなくマリアさんの存在があるのです。
マリアさんは単なる美しいモデル出身の女性ではなく、自立した実業家としての経験を持ち、人生の困難を乗り越えてきた強い女性として、矢沢永吉の人生と音楽活動に大きな影響を与え続けています。