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日本を代表するプロボクサー、井上尚弥選手は現在バンタム級、 スーパーバンタム級、 ライトフライ級、 スーパーフライ級において王者となっています。
比較的小柄な井上尚弥選手ですが、何故ここまで強いのでしょうか。
また身長をサバ読んでいるのでないか?との噂もでています。
今回は、実際に鯖読んでいるのかや、実際の身長、身長が低いのになぜ強いのか、に迫っていきたいと思います。
井上尚弥の身長は何センチ?
まずは井上尚弥選手の身長や階級別の平均身長をみていきましょう。
井上尚弥の身長は公式プロフィールでは165㎝!
井上尚弥選手の身長は公式サイト上、165cmとなっています。
現代の日本人の平均身長は171cmほどと言われており、井上尚弥選手の身長は平均より低い数値となっています。
2014年時点では162cm
2014年4月のボクシング雑誌「BOXING NEWS」の記事内での井上尚弥選手の身長は162cmとなっていました。
2014年4月ですと、1993年4月生まれの井上尚弥選手は21歳です。
こちらの記事は2024年1月時点の情報ですので、約10年で3cmほど伸びていますね。
162cmと165cm、どちらが正しいかは定かではないですが、これが鯖読み疑惑の原因かもしれません。
各階級の平均身長は?
ボクシングには体重別の階級があります。
それぞれの平均身長をみていきましょう。
★=井上尚弥選手が経験している階級
階級 | 平均身長 |
---|---|
ヘビー級 | 190cm |
クルーザー級 | 186cm |
ライトヘビー級 | 184cm |
スーパーミドル級 | 182cm |
ミドル級 | 180cm |
スーパーウェルター級 | 178cm |
ウェルター級 | 176cm |
スーパーライト級 | 174cm |
ライト級 | 172cm |
スーパーフェザー級 | 170cm |
フェザー級 | 168cm |
★スーパーバンタム級 | 166cm |
★バンタム級 | 164cm |
★スーパーフライ級 | 163cm |
フライ級 | 162cm |
★ライトフライ級 | 159cm |
ミニマム級 | 156cm |
以上となります。
井上尚弥選手は165cmなのでバンタム級までは平均を超えていますね。
井上尚弥の歴代対戦相手との身長差やフェイスオフ時の画像
続いて、代表的な歴代対戦相手との身長差などを見ていきましょう。
歴代対戦相手との身長差とリーチ差は?
歴代の対戦相手との身長差とリーチ差を見てみましょう。
リーチ差とは両手を広げた時の長さですが、長いと射程距離が長いということになり、ボクシングにおいて一般的には長いほうが有利といわれます。
井上尚弥 身長165cm リーチ171cm
対戦相手(階級) | 身長 | 身長差 | リーチ | リーチ差 |
---|---|---|---|---|
クリソン・オヤマオ (ライトフライ) | 160cm | -5cm | 165cm | -6cm |
佐野友樹 (ライトフライ) | 165.4cm | +0.4cm | 不明 | 不明 |
田口良一 (ライトフライ) | 167.8cm | +7.8cm | 172.5cm | +1.5cm |
ヘルソン・マンシオ (ライトフライ) | 160cm | -5cm | 不明 | 不明 |
アドリアン・エルナンデス (ライトフライ) | 163cm | -2cm | 163cm | -8cm |
サマートレック・ゴーキャットジム(ライトフライ) | 155cm | -10cm | 162cm | -9cm |
オマール・ナルバエス (スーパーフライ) | 160cm | -5cm | 163cm | -8cm |
ワーリト・パレナス (スーパーフライ) | 165cm | ±0 | 168cm | -3cm |
デビッド・カルモナ (スーパーフライ) | 163cm | -2cm | 168cm | -3cm |
ペッバーンボーン・ゴーキャットジム(スーパーフライ) | 165cm | ±0 | 170cm | -1cm |
河野公平 (スーパーフライ) | 166cm | +1cm | 170cm | -1cm |
リカルド・ロドリゲス (スーパーフライ) | 160cm | -5cm | 166cm | -5cm |
アントニオ・ニエベス (スーパーフライ) | 163cm | -2cm | 174cm | +3 |
ヨアン・ホワイヨ (スーパーフライ) | 170cm | +5cm | 176cm | +5cm |
ジェイミー・マクドネル (バンタム) | 175cm | +10cm | 182cm | +11cm |
ファン・カルロス・パヤノ (バンタム) | 165cm | ±0 | 164cm | -7cm |
エマヌエル・ロドリゲス (バンタム) | 168cm | +3cm | 169cm | -2cm |
ノニト・ドネア (バンタム) | 170cm | +5cm | 174cm | +3cm |
ジェイソン・モロニー (バンタム) | 165cm | ±0 | 170cm | -1cm |
マイケル・ダスマリナス (バンタム) | 170cm | +5cm | 171cm | ±0 |
アラン・ディパエン (バンタム) | 162cm | -3cm | 不明 | 不明 |
ポール・バトラー (バンタム) | 168cm | +3cm | 165cm | -6cm |
スティーブン・フルトン (スーパーバンタム) | 169cm | +4cm | 179cm | +8cm |
マーロン・タパレス (スーパーバンタム) | 163cm | -2cm | 165cm | -6cm |
ルイス・ネリ(スーパーバンタム)2024年5月6日予定 | 165cm | ±0 | 169cm | -2cm |
井上尚弥選手はこれまで4つの階級で計25人と対戦しており、全勝しています。
自分より身長が高く、リーチも長い相手にも勝利しています。
身長差やリーチ差も井上尚弥選手には関係ないのでしょうか。
フェイスオフ時の画像
実際の身長差を画像付きで確認していきます。
こちらは井上尚弥選手が最も苦戦したとみられるノニト・ドネア選手です。
井上尚弥選手165cm、ノニト・ドネア選手170cmで5cm差です。
画像でもドネア選手のほうが高く、数値通りの感じです。
続いて、スティーブン・フルトン選手です。
フルトン選手は169cmで井上尚弥選手との身長差は4cm差です。
こちらも数値通りの感じではないでしょうか。
最後に、2023年12月26日に試合をしたマーロン・タパレス選手です。
タパレス選手は163cmと井上尚弥選手の身長よりも2cm低いです。
こちらもデータ通り、井上尚弥選手のほうが見た目も高くなっています。
以上、直近で試合をした3名の選手とのフェイスオフの画像でした。
画像で見る限り、直近での鯖読みはなさそうですね。
井上尚弥の身長は実は低くない?
対戦相手とのフェイスオフが画像や、平均身長のデータからすると井上尚弥選手の身長は2024年1月時点の階級であるスーパーバンタム以外では平均身長を上回っていました。
ボクシングの試合をするにあたってはそこまで身長の低い選手ではないと言えるのではないでしょうか。
スーパーバンタム級になってからは自分よりも身長の高い相手と戦うことも増えてくることが予想されます。
井上尚弥選手の戦い方に注目したいところです。