【衝撃告白】長嶋一茂が明かした父との13年絶縁…意外な理由と骨肉の争いの真実

長嶋一茂 絶縁

ミスタープロ野球こと長嶋茂雄氏の長男・長嶋一茂氏が雑誌で衝撃の告白を行いました。「父とは13年会っていない」という驚愕の事実とともに、妹弟とも10年以上音信不通という長嶋家の深い闇が明らかに。記念品売却問題から商標権争いまで、親子を引き裂いた骨肉の争いの全貌をお伝えします。

この記事でわかること

  • 長嶋一茂の13年間父親と会っていない衝撃告白
  • 記念品無断売却事件の詳細と影響
  • 商標権を巡る兄妹対立の経緯
  • 長嶋家「もともとバラバラ」という実情
  • 一茂氏が語る父への複雑な思い

長嶋一茂のプロフィールと野球人生

  • 本名:長嶋一茂(ながしま かずしげ)
  • 生年月日:1966年1月26日(58歳)
  • 出身地:東京都大田区田園調布
  • 父親:長嶋茂雄(元プロ野球選手・監督)
  • 現役時代:ヤクルト→巨人(1988年-1996年)
  • 現在の職業:タレント、スポーツキャスター
  • 所属事務所:ナガシマ企画
  • 家族:妻、娘2人(4人兄弟姉妹の長男)

長嶋一茂氏は1966年に長嶋茂雄氏の長男として生まれ、父親と同じ野球の道を歩みました。立教大学時代は4番打者として活躍し、1987年のドラフトでヤクルトスワローズに1位指名で入団。1992年には父親が監督を務める巨人にトレードで移籍し、話題となりました。

現役引退後はタレントとして活動を開始し、明石家さんまの恩人として芸能界で地位を確立。バラエティ番組でのユニークなキャラクターで人気を博しています。

衝撃告白「父とは13年会っていない」

なぜ国民的ヒーローの父と息子が13年間も会えない状況になったのか?

2021年11月、長嶋一茂氏は雑誌「ゲーテ」でエッセーを掲載し、衝撃的な家族関係を告白しました。「父とは、もう13年会っていない」「生きているうちに父と会うことは、もう二度とないだろう」という内容に、多くの人が驚愕しました。

さらに一茂氏は「父だけでなく、妹達や弟とも10年以上顔を合わせていないし、連絡もとっていない」と明かし、長嶋家全体が家族断絶状態にあることを赤裸々に語りました。

「もともと長嶋家はバラバラです」

引用:東京地裁での一茂氏の証言

この発言は、週刊新潮の記事を巡る名誉棄損訴訟の法廷で飛び出したもので、一茂氏自身が長嶋家の実情を法廷で証言したことで大きな話題となりました。

一茂氏は過去のテレビ番組で「4兄弟で両親がいて、6人で飯を食ったことがない。一度もないよ」と家族の特殊な環境を明かしています。

決定的な亀裂を生んだ記念品売却事件

2009年の重大な出来事

長嶋親子の関係が決定的に悪化したのは2009年のことでした。田園調布の長嶋邸に保管されていた長嶋茂雄氏や亡き母・亜希子夫人の記念品や愛用品を、一茂氏が父親の許可なく独断で売却したのです。

売却されたのは長嶋茂雄氏の現役時代のタイトルトロフィーや記念品の数々で、これらは長嶋家にとって家宝とも言うべき貴重なものでした。一茂氏は「当時お金が必要だった」とされており、父親の物であるから売っても問題ないと考えていたようです。

この無断売却により長嶋茂雄氏は激怒し、一茂氏との関係は修復不可能なレベルまで悪化しました。

商標権争いが追い打ち

記念品売却事件に続いて発生したのが「長嶋茂雄」の商標登録を巡る問題でした。それまで次女・三奈氏が代表を務める「オフィスエヌ」が所有していた商標権の期限が切れた際、一茂氏の「ナガシマ企画」が無断で商標を登録したのです。

この商標登録に対して長嶋茂雄氏は「一茂から騙しうちにあった」として無効を主張。オフィスエヌも猛抗議し、互いが弁護士を立てて協議する事態に発展しました。最終的に商標権はオフィスエヌに戻されましたが、この争いにより家族関係はさらに悪化しました。

妹・三奈氏との深刻な対立

長嶋一茂氏と次女・三奈氏の対立は、単なる兄妹喧嘩のレベルを超えています。現在、「長嶋茂雄」の肖像権や資産管理を行っているのは三奈氏が代表を務める「オフィスエヌ」で、メディアでの長嶋茂雄氏の映像使用許可なども同社が管理しています。

テレビ局関係者によると、「オフィスエヌはメディアに対して非常に協力的だが、一茂氏が関わる番組に関しては一切使用許可が出ない」という状況で、業界内でも「異常な状態」と認識されています。

「それほど2人の仲はこじれている。そんな異常な状態が今も続いているのです」

引用:テレビ局関係者の証言

一茂氏が保持していた巨人軍「野球振興アドバイザー」の肩書きも2016年頃に剥奪され、球団との関係も断たれています。

父への複雑な思いと現在の心境

引退時の冷淡な対応

一茂氏が現役を引退する際のエピソードも、父子関係の冷え込みを物語っています。1996年のオフ、長嶋茂雄監督から実家に呼び出された一茂氏は、わずか1〜2分で戦力外通告を受けました。

「『一茂はもう来年の戦力には構想として入ってないから』ってだけで、『はい、分かりました』って帰ってきた」と一茂氏は振り返っています。親子でありながら、この冷淡な対応が二人の関係を象徴していました。

「一番の長嶋茂雄ファン」という矛盾

絶縁状態にも関わらず、一茂氏は「日本中の長嶋茂雄ファンの中で、僕こそが一番の長嶋茂雄ファンだ」と公言しています。また、「父は野球の星から来た特別な存在」「いずれ同じ星に帰って、父とまたキャッチボールするのが夢だ」とも語っており、複雑な父への思いが窺えます。

一茂氏は実家に電話をしたり手紙を出すなど、関係修復の努力も試みましたが、「一度として返事が返ってくることはなかった」と明かしています。孫(一茂氏の娘)からも写真付きのハガキを送りましたが、それでも音信普通の状況は変わりませんでした。

第三者の介入と利権争いの複雑化

家族以外の人物の介入により、長嶋家の問題はさらに複雑化していました。

長嶋茂雄氏の妻・亜希子氏が2007年に亡くなった後、亜希子氏の弟の妻が茂雄氏の世話をするようになりました。この人物が圧倒的な影響力を持つようになり、長嶋家の問題に家族以外の者が介入する形となったのです。

2013年には脳梗塞で倒れた長嶋茂雄氏の介護問題も絡み、「長嶋茂雄」という巨大ブランドを巡る利権争いは一層複雑化しました。兄弟と叔母は三奈氏側につき、一茂氏は家族の中で完全に孤立する状況となりました。

過去にはバーニングプロダクションの周防郁雄社長や幻冬舎の見城徹社長が仲介に乗り出し、父子が昼食を共にする機会もありましたが、このことが週刊誌に報じられたことで三奈氏がより一茂氏を警戒するようになったとされています。

長嶋家問題の現在と今後の展望

現在の長嶋家は、野球界のレジェンドとその家族という華やかなイメージとは対照的な深刻な家族問題を抱えています。一茂氏は「生きているうちに父と会うことは、もう二度とないだろう」と諦めにも似た心境を吐露しています。

長嶋茂雄氏の逝去により、総額20億円とも言われる遺産相続問題が表面化する可能性があります。一茂氏は相続放棄を公言しており、遺産の大部分が三奈氏に集中することが予想されます。

長嶋ブランドの管理権を巡る新たな対立や、家族間の確執がさらに深刻化する恐れもあります。

しかし、一茂氏は父親への愛情を完全に失ったわけではありません。「もしまた妹弟に会えるとしたら、父が野球星に帰った時だろうか」という言葉からは、和解への淡い期待も感じられます。

国民的ヒーローの家族が抱える深い闇は、スポーツ界の光と影を象徴する出来事として、今後も注目され続けるでしょう。長嶋茂雄氏という偉大な存在が残した功績と、その家族が背負った重い十字架の物語は、まだ完結していないのです。

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