井上尚弥って何が凄いの?日本初4団体統一王者の偉業や強さを徹底解説!

2023年12月26日にスーパーバンタム級の4団体王座統一戦でマーロン・タパレスにTKO勝利し無敗のまま、アジア人初で史上2人目の2階級4団体統一王者に輝いた『モンスター』こと井上尚弥(いのうえなおや)です。

彼の驚愕の強さやこれまでに達成してきた偉業の凄さについて気になった人は多いことでしょう。

この記事では井上尚弥の凄さについて下記の内容をご紹介します。

  • 井上尚弥の凄さをレジェンドボクサーと比較
  • 井上尚弥の凄すぎる戦績
  • 井上尚弥が過去に勝利した最強の対戦相手3選
  • 対戦相手も驚愕するテクニックの凄さ
  • これまで達成してきた偉業について

ぜひ最後までお読みください。

井上尚弥の凄さをレジェンドボクサーと比較

出典:Yahoo!ニュース

井上尚弥の凄さについては、「どんなところが凄いの?」「世界でまだ強い人がいるのではないのか?」と疑問に思った人もいることでしょう。

その疑問を解決するために、具志堅用高やメイウェザーなど誰もが知る日本や世界のレジェンドボクサーとの比較をしたのでご紹介します。

世界戦での勝利数は日本人で歴代最多?

井上尚弥はプロ戦績だけみると26勝(23KO)とまだまだって思う人はいますが、その中でも強敵ばかりの世界戦での戦績は21勝(19KO)井岡一翔に続き2位となっています。

日本人の世界戦勝利数ランキング(2023年12月時点)

  • 1位:井岡一翔 22勝 (12KO)
  • 2位:井上尚弥 21勝 (19KO)
  • 3位:具志堅用高 14勝 (9KO)
  • 4位:山中慎介 13勝 (11KO)
  • 同一4位:長谷川穂積 13勝 (8KO)

2023年12月時点で井岡一翔は35歳井上尚弥は30歳5歳差もありますので追い抜く可能性は高いでしょう。

2位の具志堅用高は13戦連続防衛を果たし日本人では初の14連勝で、その記録は井上尚弥が更新するまで40年も破られていなかったそうです。

また、井上尚弥は2階級4団体統一を達成しており、日本人では井上尚弥しかいません

このように、井上尚弥は今後も戦績を伸ばし、井岡一翔を超えて日本人ボクサーのトップに立つ日がくることは遠くはないでしょう。

元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオとの比較や共通点

マニー・パッキャオを25試合も取材をしてきた地元紙『フィリピン・スター』の記者アバック・コルデロは井上尚弥について下記のように語っています。

評価の高さ、堅実なボクサーであること、PFPで1位になったこと、それから彼らの人気の高さは似ているね。フィリピン人はマニー・パッキャオが大好きだ。井上は日本での人気はそれと同等に間違いない

マニー・パッキャオは唯一無二だ。井上はチャンピオンになれるが、彼ほど階級を上げていくとは考えられない。彼が成し遂げた偉業は誰もできないと思う

出典:Yahoo!ニュース

井上尚弥の人気の高さやテクニックはパッキャオと同等と称賛しています。

ですが、フライ級からスーパーウェルター級まで階級を上げ、6階級制覇の世界王者となったパッキャオに実績では敵わないと発言しているようです。

しかし、井上は現在4階級制覇中だが、4団体統一を達成しているのでマニー・パッキャオとは違う偉業を成し遂げています。

今後フロイド・メイウェザーを超える可能性は?

フロイド・メイウェザーはプロ戦績50戦50勝無敗で引退し、史上初めて無敗のまま5階級制覇を達成するなど、PFP歴代一位のレジェンドボクサーとして評価されています。

数々の偉業を達成してきたレジェンドボクサーであるフロイド・メイウェザーは世界でも歴代1位を誇る世界戦26連勝を達成しています。

現時点での井上尚弥は30歳と若く4階級を制覇していますので、無敗のまま5階級制覇は目前となっています。

さらに、世界戦は21連勝中で、まだまだ更新していくのでメイウェザーの26連勝という記録を超えるのは十分にありえるでしょう。

井上尚弥の凄すぎる戦績

出典:日刊スポーツ

井上尚弥が凄すぎると評価される1つとして、常に対戦相手は強敵と戦っているのにKO率が次元を超えていると話題になっています。

井上尚弥が強敵と戦う理由は父の井上慎吾と交わした信念があり、その信念を曲げずに戦ってきたことから世界でも注目されるほどの戦績を挙げています。

井上尚弥のプロ戦績や経歴、父の井上慎吾と交わした信念についてご紹介します。

プロ戦での戦績

2023年12月26日のマーロン・タパレスに勝利した時点で、26戦26勝無敗(23KO)と連勝を重ねております。

その中で世界戦での戦績は21勝(19KO)と90%のKO率という実績を上げており、その記録は今も更新中なので、いずれは世界のトップに立つ可能性もありえますね。

タイトル戦では全世界王者をKOで勝利

井上尚弥のタイトル戦での経歴は以下の通りです。

経歴

  • 2014年4月6日:WBC世界ライトフライ級王者アドリアン・エルナンデスにTKO勝利し世界王座獲得
  • 2014年12月30日:WBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエスにKO勝利し2階級制覇達成
  • 2018年5月25日:WBA世界バンタム級レギュラー王者ジェイミー・マクドネルにTKO勝利し3階級制覇達成
  • 2023年7月25日:WBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトンにTKO勝利し4階級制覇達成
  • 2023年12月26日:スーパーバンタム級の4団体王座統一戦でマーロン・タパレスにTKO勝利しアジア人初の史上2人目の2階級4団体統一王者

井上尚弥は全タイトル戦でKO勝利しており、本人はダメージがほとんど無いと語ったほど、軽々と対戦相手を倒しているようです。

常に対戦相手は格上を目指している

井上尚弥と父の井上慎吾は下記のように信念を語っています。

強い相手としか戦わない

by 井上慎吾&井上尚弥

この信念を曲げずに強敵と戦って倒してきたことから今の『モンスター』と言われる井上尚弥があるのだと考えられますね。

井上尚弥がスパーリングをやる際でも、格上で強い選手じゃないと時間の無駄になると思っており、大橋ボクシングジムの大橋会長はスパーリングの相手を探すのが大変だと発言をしたほどです。

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